精神障害、特に発達障害を持つ人で、コミュニケ―ションは苦手だけれど、プログラミングは好きで、能力もある人を積極的に採用していきたいと考えています。
このような人たちは、就職の面接の段階で失敗してしまったり、また仮に上手く入社できたとしても、上司や同僚とのコミュニケーションの取り方が上手くいかず退職したり、ひきこもりになってしまったりする人たちが少なからず存在します。そのような人たちが少しでも楽に働ける環境を社内に作ることで、彼らの貴重な能力を発揮してもらう場にしたいと考えています。
現状、IT業界は人材不足の状況です。そのため、中国や東南アジアへ外注に出すのが当たり前になっています。その仕事の一部でも彼らの能力でカバーできれば、いいのではと考えています。外国人とコミュニケーションする努力を、彼らとコミュニケーションする努力に置き換えることで、日本国内での開発が少しでも増え、埋もれてしまう可能性のある人材の能力を発揮してもらうことが可能だと考えています。もしかすると、タックスエータ―として生涯を終わる人が、タックスぺイヤーとなれる可能性がある、そんな会社を目指しています。