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つぶやきBLOG

二男が小学校、中学校のとき・・・

私の二男が小学校に入学した20年前、そのときでも、発達障害という言葉はあったのかもしれませんが、私は認識していませんでした。幼稚園の時から人より行動が遅く、ほんの少し(1-2人)の友達以外と話もせず、字を書くのも遅かったです。でも、それは、4月1日生まれで、学年で一番小さいからある程度仕方ないと思っている部分もありましたが、3年生のとき、学校を拒否するようになりました。朝起きてぐずっている。頭が痛いという。などで、遅刻したり、途中で帰ってきたり、欠席したり。まともに行ったのは半分もないかもしれません。
それでも、4年で担任の先生が変わって、学校に行き始めるようになりました。しかし、あいかわらず、話さない、字を書くのに時間がかかる。宿題がおわらない。というの状況は変わらず、心理カウンセリング(臨床心理士)を受けるようになりました。
発達に少し遅れがある部分がありますね。という見解で、まだこれからどう変わっていくかわかりませんので、様子を見ていきましょうというのが、最初の話だったともいます。ただ、臨床心理士の先生とは会話ができているようで、先生とのカウンセリングが終わったあとは何となくスッキリした表情でした。

小学校のときに、発達障害のことを先生から言われることは一度もありませんでした。ただ、面倒見のよい先生とそうではない先生の差があっただけです。
その後、小学校から中学校へ進みましたが、状況に大きな変化はありませんでした。学校からの何らかのアドバイスとか助言とかも全くなかったです。親として色々と悩みました。中学3年になり様々な高校のオープンキャンパスへ行きました。普通科の高校ではなく、工業高校や通信制や単位制の高校など中心に、支援学校も選択肢のひとつと考えました。
たまたま、大阪市立西高校がオープンキャンパスをやるという情報を入手しました。この学校には情報科学科があり、二男が小学校のときから、私のパソコンで遊んでいた(プログラミング含む)が生かせるのでは、という期待を抱きつつ、私が一緒にオープンキャンパスに行きました。
オープンキャンパスでは、C言語で書かれたプログラムの一部が空欄にしてあり、それを穴埋めして、プログラムを完成させましょう。という課題でした。パソコンはひとりに1台割り当てされています。先生が課題内容の説明をはじめられたとき、息子のパソコンではモグラ叩きゲームが動いていました。そうです、その課題はモグラ叩きゲームのプログラムを完成させることだったのです。息子に小声で聞いたら、「これはCで書いてあるから、これぐらいわかる。」と言ってました。
ひと通り先生の説明が終わったとき、息子のパソコンでは、モグラの色や大きさ、スピードもすべて変わったものが動いていました。変数をすべて自分で変えてゲームをしていました。
このとき、「こいつにはこの高校しかないかな。」と思いました。しかし、合格できるレベルなのかが問題です。それから入試要項を検討しました。試験は英数国の3教科、うち数学に比重をかけた配点。内申書の方は理科に比重をかけて採点するとのこと。理科と数学と技術家庭しか関心のない息子には好都合でした。

中学校での進路懇談会で、この学校の話をこちらから提案し、最終的に大阪市立西高校情報科学科を受けることになりました。
この続きは、次のブログで。

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